鳶工は、建設現場を支える重要な職種です。
そんな鳶工には、「とび技能士」という国家資格があります。
「とび技能士」は1級から3級までありますが、本記事ではその中で最上級であり、合格率3割と難しい「一級とび技能士」について解説していきます。
鳶工は、建設現場を支える重要な職種です。
そんな鳶工には、「とび技能士」という国家資格があります。
「とび技能士」は1級から3級までありますが、本記事ではその中で最上級であり、合格率3割と難しい「一級とび技能士」について解説していきます。
「一級とび技能士」とは、鳶工の国家資格「とび技能士」の中でも合格率3割という最難関の試験に、パスすることで与えられる資格です。
「とび技能士」は、厚生労働省が所管する国家資格である技能検定制度の一種です。
また、その都道府県職業能力開発協会(問題作成等は中央職業能力開発協会が行います)が実施する、とびに関する学科および実技試験に合格することで与えられる資格が、「とび技能士」です。
「とび技能士」の中で最も高度な知識・技術・経験が要求される「一級とび技能士」の資格は、一流の腕前を持つ鳶工の証です。
「とび技能士」には、1級・2級・3級があります。
数字が少ないほど、求められる知識・経験・技術が高度になり、試験の難易度も高くなります。
当然、「一級とび技能士」は、「とび技能士」の中で最高峰の国家資格ということになります。
「一級とび技能士」試験の受験資格は、7年以上、または2級合格後2年以上、または3級合格後4年以上の実務経験が必要です。
ただし、学歴により必要な実務経験年数が細かく定められています。
受験資格のハードルの高さを見ても、「一級とび技能士」が、いかに高度な技能検定試験であるかが分かります。
「一級とび技能士」試験の科目には、学科と実技があります。
具体的には、以下になっています。
施工法(仮設の建設物の組立て及び解体の方法など)
材料(とび工事用材料の種類及び用途など)
建築構造(仮設の建設物の種類及び構造など)
関係法規(建築基準法関係法令など)
安全衛生(安全衛星に関する詳細な知識)
とび作業の段取り
仮設の建設物等の組立て及び解体
切削・組立て及び地業
玉掛け
建設工事に使用する材料の運搬
実技試験は7月に夏場の炎天下のもと、120分もの間延々と屋外で行われるため、十分な体力が必要です。
「一級とび技能士」の資格を持つと、大きなメリットがあります。
「一級とび技能士」試験に合格するため、学科や実技の勉強を積み重ねたことで、鳶工としてのスキルが大きく向上します。
また、「一級とび技能士」の資格を持つことは、鳶工の専門的な知識・技術・経験の持ち主である証明にもなるため、初対面の人からも信頼を得やすくなります。
「一級とび技能士」の資格を持っておくと、足元を見られたり侮られることなく、建築業界で仕事をする上で大いに有利に働きます。
このように、「一級とび技能士」を取得することは、鳶工としてステップアップするための大きなメリットがあります。
以上、「一級とび技能士」という国家資格についてご紹介しました。
「一級とび技能士」に合格するには、日々のたゆまぬ努力が必要です。
それだけに、挑戦し甲斐のある資格だとも言えます。
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